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ANAマイルの猫

マイルで人生はどう変わるか。まったり楽しんでいきます。

ANA国内線で国際線機材に乗ってビジネスクラスの座席をお手軽体験しよう

170320 ANA国内線で国際線機材に乗ってビジネスクラス座席をお手軽体験しよう

どーも,ルールです。

飛行機はどれも同じ形にみえて,車と同じように機種があります。ボーイング787とか767,エアバス380などの名前を聞いたことがあるかもしれません。また,同じ機種でも,各航空会社は国内線と国際線で内装を変えています。
ANAの場合,短距離がメインとなる国内線は,普通席とプレミアムクラスの2クラス配置です。一方,中長距離の国際線では,機材により違いますが,ファーストクラス,ビジネスクラス,プレミアムエコノミークラス,エコノミークラスの最大4クラス配置です。
実は,国内線の一部路線において,国際線機材で運航していることがあり,普通席の運賃でビジネスクラスの座席を体験できます。普段は海外へ行くときしか乗れないビジネスクラスの座席を,実際に体験してきました。

国際線機材の見分け方

ANA国内路線の中で,一部の路線では国際線機材が使用されています。国内線普通席の運賃で,ビジネスクラスの座席を体験できるのでお得ですよね。成田空港や関西空港など,主に国際線発着のある空港との路線で,搭乗チャンスが多いようです。

見分けるのは意外と簡単で,プレミアムクラスがあるはずの機材なのにその表示がない場合です(32Pは除く,理由は後述)。たとえば今回僕が搭乗した伊丹→成田のボーイング763(767-300)は,国内線機材だと10席のプレミアムクラスが設けられています。

170320 ANA国内線国際線機材の見分け方1

しかし予約表を見ると,ANA2176便にプレミアムクラスの設定がありません。

170320 ANA国内線国際線機材の見分け方2

ん?という違和感を感じたら,機材の763をタップしてみましょう。シートマップを見ることができるので,すぐにわかります。

170320 ANA国内線国際線機材の見分け方3

763にはプレミアムクラスの設定はないはずなのに,前方7列だけ2-1-2配列で広々としている…ということは,この機材は国際線機材で前方はビジネスクラスの座席ということがわかるわけです。ちなみに,国内線機材のボーイング767-300はプレミアムクラスが10席あり,763ではなく76Pと略されています。詳しい方なら,機種名だけでピーンとくるんですね。

定期で国際線機材が使われる路線一覧

2017年4月に,国際線機材がほぼ毎日使われている国内路線を探してみたところ,以下のとおりでした。

路線便名機材
伊丹→成田
07:50-09:10
ANA2176 763(B767-300)
78R(B787-8)
成田→伊丹
18:05-19:25
ANA2179
名古屋→成田
07:40-08:50
ANA338 763(B767-300)
32P(A320neo)
成田→名古屋
18:50-20:05
ANA339
関西→羽田
21:35-22:45
ANA100 763(B767-300)
羽田→関西
07:10-08:25
ANA093

ただし32P(A320neo)は,ビジネスクラスがプレミアムクラス扱いで販売されています。エアバスA320neoは,ANAが7機発注している最新機種で,2018年度中には全機受領予定です。neo=new engine optionで,新型エンジンとシャークレットと呼ばれるウイングレットの採用により,従来のA320より燃費が15%以上改良されたそうです。デビューほやほやピカピカの機材ですので,ぜひ乗ってみたいです。

 

伊丹07:50→成田09:05(B767-300)搭乗記

最近カメラを買ったおかげで,飛行機の写真を撮りに行くんですが,飛行機を眺めてると乗りたくなってくるんですよね笑。思い立ったが吉日ということで,マイル特典航空券で予約しました。

急な思いつきで,予約したのは搭乗5日前でしたので,旅割や特割は既に売り切れ。有償の最安値は,株主優待割引の14,240円でした。株主優待券に4,200円くらいかかることを考えると,もし有償なら14,240+4,200=18,440円かかります。それが7,500マイルで発券できたので,1マイルの価値は2.46円(=18,440÷7,500)でした。直前の予約であるほど運賃は高くなりますので,十分なマイル価値です。 

ただ,直前の予約ということもあって,目当てのビジネスクラス座席に空きは無し。座れなかったら意味ないのでANAプラチナデスクに電話してみると,当日朝6:30に開放する席があるので改めて電話をくださいとのこと。

当日朝6:30に望みをかけつつ,気づいたときに,空きがないかちょこちょこ確認していたら,2日前に1席だけ空いているのを発見!無事,ビジネスクラス座席を確保することができました。

170320 伊丹空港ANAラウンジ1170320 伊丹空港ANAラウンジ2

当日の朝は,伊丹空港のANAラウンジから始まりました。昨年,上級会員であるプラチナ会員になったので,普通席の予約であってもANAラウンジを利用することができます。三連休の中日ということで,この日ビジネスマンはほとんどおらず,ガラガラのANAラウンジでした。

170320 ボーイング767国際線機材1

搭乗ゲートに向かうと,本日乗るボーイング767-300が待機していました。外から見た感じ,素人目には国際線機材かどうか全くわかりませんね。僕が知らない見分け方があるんでしょうか。

170320 ボーイング767国際線機材2

機内に入ってすぐ前方に,憧れのビジネスクラスシートがありました。最近各航空会社で主流となっているのはフルフラットになるシートですが,このボーイング767-300のビジネスクラスシートはそのタイプではありません。ゆりかごを意味するクレードルと名付けられたこのシートは,国内線プレミアムクラスよりもさらに30°深く,最大約160°までリクライニングします。リクライニングするときは,座席が前に向かって滑って行くので,後ろの人に気を遣う必要はありません。

また,シートピッチはプレミアムクラスよりもさらに9インチ(約23cm)長く,全力で足を伸ばしても全く届きませんでした。かなりのゆとりがあって,足元はとても快適です。

170320 ANAビジネスクレードルモニター

国際線では今や当たり前となっている大型液晶モニターは12.1インチもあり,見やすいです(エコノミークラスは9インチ)。

170320 ANAビジネスクレードル各種ボタン配置

座席は2-1-2配列となっており,窓側の2席の間には,小物置き場と各種ボタン類が配置されています。リクライニングは電動で,押している間だけシートが動きます。素早く2回タ・タンと押すと,最大リクライニングまで動き続けます。

170320 ANAビジネスクレードル電源USBポート

横には,ユニバーサルタイプのC電源とUSBポートがあります。国内線機材では,プレミアムクラス以外では電源やUSBポートはほとんどありませんが,国際線機材ではエコノミークラスでも標準装備になってきましたね。

170320 ANAビジネスクレードル小物入れ

電源とシートの隙間には,眼鏡などを収納するスペースがありました。エコノミークラスだと,寝るときに眼鏡をどうするかいつも困っているので,これは便利ですね。僕はこういう収納スペースが好きみたいで,「おっ」と思わせてくれると一気に評価が上がります。タイ国際航空のA380とか,スペースを有効活用するアイディアが素晴らしいなと思います。

 

国際線機材に搭乗した感想

この国内線での国際線機材は,あくまでも座席だけビジネスクラスを体験することができます。32P(A320neo)を除けば,プレミアムクラスのように追加運賃を支払うわけではないので,機内食等のビジネスクラスサービスはありません。座席以外に提供されるサービスは,普通席の方と同じです。

それでも,なかなか乗る機会のないビジネスクラスシートを味わえるだけで,乗る価値は十分あると思います。実際に僕がビジネスクラスに乗るならば,極力フラットシートを選ぶでしょうから,今回のクレードルのようなシートは乗る機会がないと思いますので。手軽なビジネスクラス体験として,興味がある方はぜひお試しください。

 

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