どーも,ルールです。
先日,夫婦で1泊2日の東京ディズニーリゾート旅行をしてきました。僕のように遠方から遊びに行く場合,日帰りでというのは難しいのでどこかのホテルに宿泊することになります。
東京ディズニーリゾートの周りには,ディズニー直営ホテル・オフィシャルホテル・パートナーホテル・グッドネイバーホテルと,様々なホテルがあります。ディズニーリゾートからの距離が近くなるほどホテル代は高くなる傾向にあるので,どこに泊まるかって悩ましいですよね。
今回,奮発してディズニー直営ホテルのタレットルームという素敵な客室に宿泊しました。ディズニー直営ホテルの魅力から,タレットルームってどんな客室かまで,この記事でお伝えします。
ディズニー直営ホテルに宿泊する7つのメリット
東京ディズニーリゾートには,ディズニー直営のホテルが4つあります。バリュータイプの東京ディズニーセレブレーションホテルと,デラックスタイプのディズニーアンバサダーホテル,東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ,そして今回宿泊した東京ディズニーランドホテルです。
特にデラックスタイプの3ホテルは,パークのすぐ近くに位置しており,滞在中はディズニーリゾートの雰囲気のまま(現実世界に戻ることなく)過ごすことができることが最大の魅力・メリットだと僕は思っています。
ディズニーリゾートのスタッフはキャストと呼ばれており,1人1人が夢の国の住人としての役割を担っています。もちろんホテルスタッフもキャストであり,パーク内で浸った雰囲気そのままにホテルステイを楽しむことができるんです。
その他にも,ディズニー直営ホテル宿泊者だけの特典として,次のようなものがあります。
1. パークが混んでいても安心の入園保証
東京ディズニーランドやディズニーシーでは,パーク内に多くのお客さんが入って混雑したとき,安全を確保するため一時的に入場制限することがあるそうです。僕はこの特典の恩恵を受けたことはないんですが,ディズニー直営ホテル宿泊者は入場制限がかかっていても入園することができます。
2. 初日から両パークを行き来できる特別なパークチケットを販売
2日間以上パークを楽しむ方に,マルチデーパスポートが販売されています。通常購入できるマルチデーパスポートは,2日目まではランドかシーどちらかのパークにしか入れず,3日目からは両パークを行き来できるというもの。一方,ディズニー直営ホテル宿泊者だけが購入できるマルチデーパスポート・スペシャルは,最初の2日間も両パークを行き来できるパークチケットなんです。
たとえば今回の僕は,
- 09時:ホテルに荷物預けてシーへ
- 15時:疲れたのでホテルへ戻る
- 18時:再びシーへ(ファストパス消化)
- 20時:ランドへ移動
- 22時:閉園→ホテルへ
といった感じで,初日から両パークを楽しむことができました。
3. ホテル内でパークチケット販売
パークチケットを当日購入するためには,チケットブースに並ばなくてはなりません。チケットブースは開園30分前からオープンするので,それから入場のために並び直すのは大変ですよね。それを避けるために事前にインターネットで購入する方法もありますが,ディズニー直営ホテル宿泊者ならホテル内でパークチケットを購入できるんです。
もちろん,宿泊者限定のマルチデーパスポート・スペシャルもホテル内で購入できますよ。マルチデーパスポート・スペシャルの価格は下記のとおりです。
マルチデー パスポート・スペシャル | 大人 18歳~ | 中人 12~17歳 | 小人 4~11歳 |
---|---|---|---|
2デー・スペシャル | ¥14,800 | ¥12,800 | ¥9,600 |
3デー・スペシャル | ¥19,400 | ¥16,700 | ¥12,500 |
4デー・スペシャル | ¥24,000 | ¥20,600 | ¥15,400 |
※3歳以下は無料
通常のマルチデーパスポートに+1,000~1,600円で,初日から両パークを行き来できるようになりますから,スペシャルの方がお得ですよね。
4. 開園15分前にパークへ入れる「ハッピー15エントリー」
ディズニー直営ホテル宿泊者は,チェックインの際,「ハッピー15エントリー」チケットを渡されます。これを持っていると,開園15分前に各パークへ入ることができるんです。開園時間までは,利用できるアトラクションやエリアに制限があります(ランドはバズ・ライトイヤーのアストロブラスターのみ,シーはトイ・ストーリー・マニア!と
タワー・オブ・テラー)。
たかが15分と侮る無かれ,実際にディズニーランドで体験しましたがすごく楽しい時間でした。アトラクションには向かわずのんびりと歩いていると,シンデレラ城前の広場ではたくさんのキャラクターが待ってくれていました!まさにハッピーな15分間です。
5. ディズニーリゾートライン乗り放題のフリーきっぷ
ディズニーリゾート内は,ちょうどランドとシーを囲むようにディズニーリゾートラインと呼ばれるモノレールが運行しています。
東京ディズニーランド・ステーション,東京ディズニーシー・ステーションはもちろんのこと,現実世界との接点であるJR舞浜駅隣接のリゾートゲートウェイ・ステーション,6つのディズニーリゾート・オフィシャルホテルが立ち並ぶベイサイド・ステーションと,計4つの駅があります。
ディズニー直営ホテル宿泊者は,滞在期間中何度でも利用できるフリーきっぷをもらえます。 先のマルチデーパスポート・スペシャルを活用してパークを行き来したり,ホテルに戻って休んだりと,フリーきっぷがあると気軽にできちゃうのですごく便利です。
6. パーク内で買ったお土産はホテルで受け取れる「ショッピングデリバリーサービス」
パーク内には,入口付近から各アトラクションの近くまで,至るところに魅力的なショップがあります。パーク内では僕の財布も魔法にかかってしまうので,ついついたくさん買い込んでしまいます。ただでさえ広いパーク内を,お土産持って歩くのは辛いですよね。
ディズニー直営ホテル宿泊者は,こんなとこでも優遇されています。ショッピングデリバリーサービスを使えば,購入した商品を直接ホテルに届けてくれるんです。手ぶらでパークを楽しむことができるので,どんなに買い込んでも安心ですよ。
利用方法は簡単で,会計のときにレジで「ホテルに送ってください」と言うだけ。引き替え証をもらって,ホテルで受け取ってくださいね。
往復の飛行機代はタダ。その分をホテル代に!
このように,ディズニー直営ホテルに宿泊すると多くのメリットを得られます。さらにキャストが気分を盛り上げてくれますから,本当に最高の時間を過ごすことができるんですよ。ただ,ディズニー直営ホテル唯一にして最大の問題点は,宿泊費が高いということです。
最も安い部屋でも3万円を超えますし,今回僕が泊まった東京ディズニーランドホテルのタレットルームは7万円でした。普通の会社員である僕には,たとえディズニーといえども簡単に予約ボタンを押せる金額ではありません。
それでも僕が今回,1泊7万円の部屋に泊まることができたのは,飛行機代をタダにすることができたから。貯めていたANAマイルを使って航空券を発券したので,伊丹ー羽田間の往復2名分の飛行機代がタダだったんです。このときの往復運賃は,最も安い旅割75というタイプで1人2.4万円でした。ANAマイル特典航空券により,2人で4.8万円浮かせることができたので,その分ディズニーリゾートで贅沢しようと思えました。
こんなことができるのも,僕が大量のANAマイルを保有しているからです。1年間夫婦で60万マイル貯めた方法を公開していますので,こちらを是非読んでみてください。
2016年はたくさん飛行機に乗ったので,アップグレードポイントというポイントをもらえました。 そのアップグレードポイントを使うと(もちろんタダで笑),普通席からプレミアムクラスに2人分アップグレードできました。おかげで,旅の始まりから特別を感じられてすごく良かったです。
オフィシャルホテルにタダで泊まれる!?
ディズニー直営ホテルに泊まってみたいけどホテル代が…と思った方は,オフィシャルホテルの1つ,シェラトングランデ・トーキョーベイ・ホテルはいかがでしょうか。オフィシャルホテルなので,ディズニーリゾートラインのベイサイドステーションから徒歩圏内に位置し,立地的には申し分ないです。
SPGアメックスというクレジットカードを発行すれば,毎年タダでシェラトングランデ・トーキョーベイ・ホテルに泊まれます。さらにSPGアメックスを発行するだけでホテルの上級会員になれるので,客室アップグレードや16時までのレイトチェックアウトなど,様々な特典を受けられるようになるんです。
そんなSPGアメックスの魅力やお得な条件で入会する方法など,下記記事にまとめています。是非じっくりとご一読ください。
東京ディズニーランドホテルのタレットルームの魅力
4つのディズニー直営ホテルの中から,僕が今回選んだのは東京ディズニーランドホテルでした。初日:大阪→羽田→シー,2日目:ランド→羽田→大阪というプランをざっくりと決めていたので,東京ディズニーランドホテルに滞在した方が動きやすいかなと思っての選択でした。
東京ディズニーランドホテルには,14タイプの客室があります。その中から僕は,タレットルームに宿泊することにしました。タレット(Turret)というのは,建物・城などの角から張り出した小塔という意味を持つ英語です。
東京ディズニーランドホテルの外観をみると,角に六角形に張り出した小塔が見えますよね?これがタレットルームなんです。
タレットルームの間取り図をみると,六角形の小塔を活かして広々としている様子が伺えますね。180cm幅のダブルベッドを備えた59㎡の客室です。他に120cm幅のツインベッドタイプもあります。
タレットルーム特典その1 ラウンジ「マーセリンサロン」を利用できる。
さて早速中に入っt…とその前に,ホテルに到着してチェックインするところから既に魔法は始まっています。
東京ディズニーランドホテルには,マーセリンサロンという特別なゲスト専用のラウンジがあります。ここを利用できるのは,コンシェルジュとスイートタイプの客室に宿泊した方だけ。タレットルームは,コンシェルジュタイプに該当するのでマーセリンサロンを利用できます。
マーセリンサロンに置かれている家具や調度品はどれも素敵で,とても雰囲気のあるラウンジになっています。チェックインの手続きは,このソファーに座ったままで完了します。うーん,到着した瞬間から優雅ですねー。
お部屋は15時以降に準備できるとのことで,そのままパークへ出かけました。荷物は部屋に運び入れてくれます。
滞在中,ラウンジには自由に出入りできます。奥には飲み物やお菓子が置いてありますので,無料で楽しむことができますよ。写真では冷たい飲み物しかありませんが,キャストにお願いするとホットコーヒーや紅茶ももらえます。17~23時は,アルコールも扱っています。
タレットルームでの優雅な滞在
部屋に入ってみて,その広さに驚きました。六角形部分の一番奥には長さ2mの大きなソファーが置かれていますが,その大きさを感じさせないくらい広々としています。
左手には180cm幅のダブルベッドというかキングベッドです。 部屋中の至るところに隠れミッキーがいるんだそうですよ。
窓からは真正面にディズニーリゾートライン,そしてその奥にランドのシンデレラ城と,シーのプロメテウス火山やタワーオブテラーが見えました。
クローゼットにはガウンがかかっています。クローゼットは2つあって,荷物の置き場には困りません。というか六角形部分が広すぎて,スーツケース広げても全く邪魔にならなかったですね。
バスルームはトイレとセパレートされているので,心置きなくお湯を浴びることができます。写真では見切れていますが,天井にはレインシャワーも設置されていて,おしゃれなバスルームです。
そして,ディズニーホテル限定のディズニーキャラクターが描かれたルームアメニティの数々です。この他にスリッパもありました。これらはすべて,自由に持ち帰っても大丈夫です。
部屋の奥から入口側を撮ってみました。入口にはホテルキャストが立っていますね。どうしてかと言いますと,
じゃーん!ルームサービスをお願いしていました。ちゃんとダイニングテーブルもセッティングしてくれるんです。
ディズニーシーでひととおり遊んで戻ってきたところで,部屋で食事を摂ることに。誰にも邪魔されずにゆっくりと食事を楽しんで,疲れを癒すことができました。
雨に濡れていたのもあって風呂に入ったりしつつ,2時間ほど部屋で寛いだあとは,再びパークへと出かけていったのでした。
タレットルーム特典その2 「ドリーマーズ・ラウンジ」での朝食付
コンシェルジュ・スイートタイプ宿泊者のもう1つの特典は,ドリーマーズ・ラウンジでの朝食が客室料金に含まれていることです。ロビー階にあるドリーマーズ・ラウンジでは,11:30~23:00の間,軽食やアフタヌーンティーなどを楽しむことができます。
6:30~10:30は,ブッフェスタイルの朝食が提供されます。コンシェルジュ・スイートタイプ以外の方は,大人2,580円で利用できます。古き良きヴィクトリア時代の雰囲気の中で朝食を摂り,2日目の朝も夢の国に浸ったまま再びパークへと向かったのでした。
まとめ
ディズニー直営ホテルの1つ,東京ディズニーランドホテルに宿泊しました。直営だけの7つのメリットにより,最高の時間を過ごすことができました。特にディズニーリゾートの雰囲気のまま(現実世界に戻ることなく)過ごすことができるというのは,大きな魅力だと思います。
また,滞在したタレットルームは本当に素敵なお部屋でした。マーセリンサロンやルームサービス,ドリーマーズ・ラウンジでの朝食ブッフェと,「また泊まりたい!」と強く思わせてくれる夢のような時間を提供してくれたのです。
ルールさん、ディズニーのまわしもんですか~!?
直営ホテルに泊まるメリットが丁寧に解説されていて、すごく泊まりたくなってしまいました(笑)
滞在中ずっとディズニーの世界観が壊れないコトが、一番たまらないですよね~
ハッピー15は、ホテルから離れたくないので、めっちゃ葛藤します(笑)
ずーむさん,こんにちは!
最高の褒め言葉をありがとうございます。嬉しいです!
あの世界観に浸ることこそディズニーの魅力ですから,できるだけ長く浸っていたいです。
ホテルでの時間をとるか,パークでの時間をとるか,どちらも正解だと思います笑。本気で悩むくらい,どちらも魅力ある選択肢ですよね!